4th Demo Tape〝Resist〟
・タイトル→『Resist』
・レコーディング開始日→1997年1月
(shuji加入後の初ライブから8ヶ月後)
・発売日→1997年7月21日
・先行販売→7月18日難波ROCKETS
・プレス数→3000本限定
・価格→1050円
・フォーマット→カセットテープ
☆スリーブケース仕様☆
・販売場所→インディーズ取り扱いショップ、ライブ会場、通信販売
トラックリスト
sideA
1.ICE
2.Resistance
sideB
3.Lady
4.Stare
↓スリーブケース
↓スリーブケース裏面
↓スリーブケース側面
↓インナー写真
↓yasu 直筆サイン
↓ICEの3番まであるオリジナル歌詞。
実際には歌詞カードと違うところがいくつかある。下に歌っている通りの歌詞を記載。
↓葉書
↓発売記念インストアイベント等でサイン会があった。解散した今となっては、全員のサイン入りの音源は貴重である。
↓デモテープ〝Resist〟のジャケット写真の加工前。
販売されたジャケットでは分かりにくかったYASUの目元や、足元などはこうなっていた。
↓雑誌での告知
↓My Private disc
個人的な趣味で某所に依頼し、作成してもらったもの。
カセットテープを聞く機器が無くなった今に、CD化する事でiPhoneに取り込んでよく聴いている。
↓ジャンヌダルクの初回特典でよくある、ピクチャーレーベル仕様にしてもらいました。
↓デモテープのスリーブケース側面デザインを落とし込んだCDケース
↓My Private tape
↓アーティストフォト
↓この頃発売されていたステッカーシート。
YASUは
「このステッカー1000枚作ってなくなるのに2年くらいかかったのに、デモテープ3000本なんか本当に売れるんか?」と思っていた。
(男尻Night副音声、Indies complete boxのDVDより)
↓雑誌の懸賞でプレゼントされたサイン入ver.
↓ポスター(詳細不明)
↓ステッカー(詳細不明)
↓フライヤー(デモテープリリース前)
↓フライヤー(デモテープリリース後)
↓フライヤー(デモテープ3000本突破)
↓98年ライブ告知フライヤー
↓ライカエジソンコメントフライヤー
↓97年10月10日〝2man live with zodiac〟フライヤー
↓98年3月30日イベント〝CYBER CITY〟フライヤー
↓ライブハウス枚方BLOWDOWNフライヤー
↓97.09.06枚方BLOW DOWNにて行われたた、『Janne Da Arc x Ravecraft』のツーマンライブ〝Arcadia〟のアンケートチラシ
↓おそらくこの時らへんのアンケート用紙
↓DM
↓詳細不明。
おそらくイベント配布
↓SHOJI、、、
↓オムニバスに参加が決まっていたらしいが、無くなってしまった
↓リリース後のブーミンホールでのライブ
97.07.28
↓難波ロケッツ97.11.14
↓京都発のミニコミ雑誌〝アプレゲール〟vol.21。
ジャンヌダルク初登場で、デモテープ〝Resist〟発売前のインタビューが3ページにも渡り掲載に加え、YASUの連載〝マドモアゼルな野郎達〟がスタート。
この号にはメジャーデビュー後のPlastic Treeや、MISSA発売時期のDir en greyのインタビュー、ライブレポートなどジャンヌダルク以外のバンドも大変読み応えがあり、貴重な一冊。
↓大阪会場にはジャンヌダルクの文字が、、、
↓番組内告知
☆解説☆
〝resist〟とは〝抵抗する、抗争する〟などの意味がある。
・SHUJIが加入し、現メンバーになってからの最初の音源で、ジャンヌダルク初の全国流通作品。発売から4ヶ月で3000本すべて完売した。
後にリリースされたCD版〝Resist〟は再録音されている為、このデモテープのテイクはここでしか聴けない。
SHUJIの加入で今までに無かったバンドでのノリが生まれたとメンバーは語っている。
Janne Da Arcの発売された音源の中で唯一スタジオで撮影されたメンバー写真がジャケットに使われている作品。
(JOKER ツアーのBlu-ray版にもメンバー写真が使われているが、これはジャケット用に撮影した写真でなく、ライブ時の写真を使用している。ジャンヌダルクは発売した作品のジャケットにはメンバー写真を使わないが、業界配布のプロモーションサンプル盤にはメンバー写真が使われる事が多い。)
・このデモテープをリリースした事と、ラジオFM802の〝V-ROCK802〟でICEとLadyがON AIRされた事により、お客さんが増え始めた。
side A
1.ICE
作詞:YASU,作曲:YASU
・3rd demo tape〝-third〟収録曲の再録音。CD版〝Resist〟とは異なり歌詞が3番まである(下記参照)。7分ぐらいある。
yasuが昔、映画〝ゴースト〟を見て〝むっちゃええわ〟と思い歌詞が出来た。
内容は全ての野郎達に訴えている。女は裏で何をしてるか、わからんぞと。
余談ではあるが、当時のゴシック系ヴィジュアルバンド〝Madeth gray'll(マディスグレイル)〟の〝オペラ座の悲劇〟が〝ICE〟とサビが似ていると少し話題になった。
YOU TUBEにて試聴可能。
(*Madeth gray'll*)
1997年〜2001年に活動した元La;Sadie(Dir en greyの前身バンド)のKISAKIのレーベルMatina所属のビジュアル系バンド。
2.Resistance
作詞:YASU,作曲:KIYO
リードトラックであり、作品タイトル〝Resist〟もこの曲名から取られている。
ライブではサビで指パッチンしながら、左右に振るのが恒例。
side B
3.Lady
作詞:YASU,作曲:YASU
CD版〝Resist〟とは違い、〝Are you ready?〟という女性のセリフから始まる。
この曲はインディーズ時代、ジャズがしたくてジャンヌダルクを脱退しようしたKIYOを引き止める為に作った曲で、ジャズ要素が詰まった曲。この時の経緯は〝Dearly初回盤のマドモアゼルな野郎達〟や〝Janne Da Arc物語〟で詳しく書かれている。
ライブでのブレイクタイムで行われる〝YOUによるナゾナゾタイム〟は人気。
4.Stare
作詞:YASU,作曲:KA-YU
当時のファンに向けた曲で、ファンにとっても凄く大切な曲。
曲を作ったKA-YUが、全部サビみたいなメロディーをつけてくれ、とYASUに言ってできた曲。ライブで一体感になれる曲が欲しくてポップな曲になった。
〝Stare〟には〝好奇心の目で見つめる〟という意味があるので♪見つめてよ〜♪ではじまる。
歌詞の中に♪〝「月」を歌う夜、もう1人じゃないから〟♪とあるが、ここに登場する〝「月」〟とは〝闇の月をあなたに、、、〟の事。
昔は1人しかライブのお客さんがいなかった時もあるけど、もうお客さんがいるよということを歌っている。
ライブでの演奏頻度は高く、節目のライブでは必ず演奏され、YASUもMCで「この曲を演らずに帰るわけにはいきません」と言うくらい大事な曲のひとつ。
ANOTHER NEOツアーではツアーの趣旨として〝新しい一面を見せる〟為あえて演奏されなかったが、ファンの中には苦情の手紙を書く人もいた。
アンサーソングとして後に発売される〝NEO VENUS〟がある。
ライブでは両手を左右に振るのが恒例で、 自身が初めて参加した〝reveal the truth tour finalの大阪IMPホール〟では、ファンの方が自主的に黄色のボンボンを作り、観客に配り、Stareの時に振るというサプライズ演出をして、メンバーは喜んでいた。
☆この4曲を選んだ基準について☆
YASU→〝聴いてて飽きない曲にしようって事でタイプの違う4曲を収録しました〟
KIYO→〝要するにバラバラ(笑)それがいいんか悪いんかは別として、とりあえず、ファンのみんなに聴かせたい曲を選びました〟
YOU→〝Janne Da Arc入門編ってところですね
・。〟
・レコーディングスケジュールとして最初は8日間の予定が、最終段階になってミックスダウンが気に入らなくてプラス3日もらってやりなおした。
・当時インディーズバンドでは音源がテープからCDに変わりはじめており、メンバーはCDリリースを望んでおり、8曲入りのCDを500円くらいで売ろうと考えていた。また、売れなければ解散かとの話にもなっていた。
だが、ライブハウスのブッキングマネージャー(今の事務所up riseの社長)が〝8曲入りのCDを作るなら、4曲入りのデモテープにして、全国のインディーズショップに数置いてもらった方がいいで〟とアドバイスした。また
〝お客さんが新しいバンドを探す時に、デモテープを買い漁っている〝という情報があったため、デモテープのリリースに変えた。
大阪のラジオでも放送され、またSHOXXなどのインディーズ雑誌にも掲載され、メンバーが思うよりも早く完売したらしい。
当時行った事の無い関東とかで結構売れてびっくりした。
返ってくるハガキは全部読んでいた。
これを期にフライヤーがコピーから印刷に変わった。
☆〝RED ZONE〟リリース時のJEEZ特典〝Graduate file〟より今作を振り返って☆
YASU→正直な所、レコーディングが辛かった思い出があります。でもここからすべてが始まった気がします。今となっては100%聞かない作品。
YOU→Janne Da Arcの活動の第一歩
KA-YU→今聞くと若い!いきおいのみ!
KIYO→何と言ってもこれは挑戦状ですね。もっといっぱい(8曲)入れるのを厳選して4曲に絞って、残りの曲の音源は家に持ち帰って時々今でも聴いて懐かしんでいます。
SHUJI→生まれて初めてレコーディングした時の物で、今となっては聞けたもんじゃない。
↓youさんのTwitterにて公開された、京都MUSEでの貴重なライブショット
1997.12.15Event〝celestial〟@江坂BOOMIN HALL
SET LIST
1.LOST
2.Judgement-死神のkiss-
3.Mistake
4.Noise
5.Blue Tear
6.Lady
7.ICE
8.Hunting
en.1 Stare
・youソロDVD〝technical guitar method〟にはStare〜acoustic solo guitar ver.〜が収録されている
また、FCの初年度には、〝Stare〟のオルゴールが会員限定で発売された。
〝ICE(Original ver.)〝歌詞
ふと目が覚めれば真っ白で 何もかもが遠くに見えて
ここはどこ? なぜ僕が寝てるの? なぜ君が泣いているの?
寒すぎて“氷”そうだよ 動けない何もできない
もし君が僕の知らない誰かと唇重ねても
君の涙が枯れる時が来るまで
いつまでも君の傍にいるよ
全てが凍りつく孤独の中でも
『あなたを愛し続けるわ』なんて
そんなセリフも偽りに変える
それがこの世界…
氷の世界の中をさまよう僕は闇を一人
勢いと激しさを増した向い風の中を…
僕の声が聞こえないのか? 叫ぶ声すら届かないの?
ここにいる 僕はここにいるよ 君のすぐ傍に居る
やり場の無い切なさだけが 冷えた心を凍りつける
愛の誓いさえも粉々になる現実を知るから
君の涙はもう流れはしない
これで君のそばにいられなくなる
全ては君の愛を信じたばかりに
償う事もしようとしない
君への愛を憎しみに変えてしまう
それがこの世界…
氷の世界の中をさまよう僕は闇を一人
勢いと激しさを増した向い風の中を…
君を守る瞳じゃなくて 冷たい“氷”のまなざしで
鎖のはずれた子猫の様な君をただ見つめている
この意味が分かっているのか? 悪戯が過ぎるんじゃない?
体の安売りもほどほどに… 僕は君のそばにいる
愛し続けてくれるのなら
歪みの中にいても君を救うだろう
これでもう後は消えて失くなるしかない
生々しく過激な現実が
僕を引きとめて 逝かせてはくれない…
恨むな…
氷の世界の中をさまよう僕は闇を一人
勢いと激しさを増した向い風の中を…
氷の世界の中をさまよう僕は闇を一人
勢いと激しさを増した向い風の中を…
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