・Promotion Only Single〝will〜地図にない場所〜(Radio Edit)〟
・タイトル→『will〜地図にない場所〜(Radio Edit)』
・発売日→プロモーションCD(非売品)
・フォーマット→maxi single
☆〝つぐみ〟ver.と〝アーティストフォト〟ver.の2種類のジャケットあり。
トラックリスト
1.will〜地図にない場所〜(Radio Edit)
2.will〜地図にない場所〜(Original Full Size)
3.IMAGE or...
↓ドラマver.のジャケット
(こちらはリリース後に配布されたサンプル盤の為〝NOW ON SALE〟と表記されている)
↓3曲入り
こちらはドラマやラジオで流す用に、
〝イントロ0秒〟〝サビまで〟〝トータルタイム〟が明記されており、歌詞も途中大幅にカットされている。
↓Janne Da Arc アーティスト写真ver.のジャケット(リリース前に配布されたサンプル盤の為〝2000.7.26.OUT!〟と表記されている)
☆解説☆
個人的に、どうしても別項目で取り上げたかった作品。
それは、通常のサンプル盤とは異なる点が、このCDにはあり、それは正規盤CD(通常に市販されたCD)には収録されなかった
〝Will〜地図にない場所〜(Radio Edit)〟
がこのサンプル盤CDにのみ収録されているということ。
〝will〜地図にない場所〜〟は2000年7月6日から9月14日までテレビ朝日系列で毎週木曜日20:54 - 21:48に放送されたドラマ『つぐみへ… 〜小さな命を忘れない〜』の主題歌であり、全11回放送された。
そのドラマで流す用の編集ver.が一曲目に収録されている。
will〜地図にない場所のプロモーションアイテムはCD2種類、カセットテープ1種類の計3種類存在する。
☆Radio Editとは?☆
一般的に長い曲はドラマの尺や、ラジオの尺に合わせて曲を流すにあたり、正規盤の音源をそのまま流す事が出来ず、短くRemix(再編集)した音源の事をさす事が多い。
同じ様にテレビ放送の際の尺に合わせた〝TVサイズ〟も存在しており、ジャンヌダルクにおいても
・Mysterious(TVサイズ)
・Shining ray(TVサイズ)
・霞ゆく空背にして(TVサイズ)
・WILD FANG(TVサイズ)
・メビウス(TVサイズ)
✳︎またはBakegyamon ver
が存在し、それらのサントラCDやDVDに収録されている
また、『Fuck』や『shit』、『キチガイ』、『気が狂う』やナチスを肯定する表現や用語、シンボルであるHakenkreuzなど、放送禁止用語を含む歌詞がある場合は、その部分を削除し編集される。
V系バンドのRADIO EDITで有名なのがX JAPANの約30分にも及ぶ名曲〝Art of life〟を短く編集された〝Art of life(Radio Edit)や、PIERROTの〝AGITATOR -RADIO EDIT-〟なとがある
↓PIERROTの6th singleに収録された
〝AGITATOR -RADIO EDIT-〟
↓SHAZNA〝PURENESS(Radio Edit)〟
ここでの〝will〜地図にない場所〜Radio Edit〟は製作者(Janne Da Arc)側の意図として作られるのでは無く、あくまで、ドラマ側に合わせて作られるので、曲を作った側からすれば、正直なところ『どうでもいい音源』であり、だから正規盤には収録されなかたったと思う。
ちなみに通常ver.からの変更箇所は、大きく分けて2点で
・イントロ部分がカットされ、いきなり始まる
・〝つまずく事を恐れては〟〜〝〜今日からは涙をふいて〟の部分がごっそりカットされている
という事。
その事で、トータルタイムも正規盤の6分18秒から4分38秒に短くなっている。
正規版ver.を聴きまくっていた自分からしたら、大好きな歌詞部分がごっそりとカットされているこのバージョンは違和感でしかない。
ただ、自分はこういった珍しい物ほど異様に欲しくなる『音源マニア』な為、入手し、わざわざ別項目で取り上げた。
僕みたいなよっぽどのマニア以外は聴く必要が無い作品。
また、このドラマにはサントラ盤が存在し、最後に〝will〜地図にない場所〜(主題歌Inst.arrange)が収録されており、この〝Inst.arrange〟もまたこのサントラ盤でしか聴くことが出来ない。
こちらはドラマをリアルタイムで見ていた当時、『このインストバージョンもCDでほしいな』
と思った。
ドラマでは視聴者プレゼントで、このサントラ盤がもらえた時があり、自分ももちろん応募したが、見事に外れた為、購入した。
ただ、こちらも『よっぽど興味がある人は聞いてみては?』
というレベルの音源。
ちなみにジャンヌダルクが演奏している音源では無い為、ご注意を!
『つぐみへ… 〜小さな命を忘れない〜』
☆ストーリー☆
丘咲孝(仲村トオル)と妻の優美(鶴田真由)は一人娘のつぐみ(春名美咲)と共に東京郊外にマイホームを構え、越してきた。
一家3人、新しい街で始めるこれからの生活に明るい希望を持っていた。
しかし、ある日突然娘が帰らぬ人となる。何故…? それは事故ではなく事件だった。
突然娘を奪われた夫婦が苦しみながらも生き抜く姿を描くヒューマンサスペンスストーリー。
(Wikipediaより抜粋)
★個人的感想★
ジャンヌダルクのバラードの中で1番好きな曲。アルバム〝D.N.A〟があまりにも最高すぎて、次の曲はどんな曲が発売するのか、めちゃくちゃ楽しみな反面、不安もあった。
(実際にはHeaven's Placeのシングルカットあり。)
発売されたのは、大バラード。
それまでの、Janne Da Arcではここまでのロックバラードは無く、後にリリースされる、〝Rainy〜愛の調べ〜〟や、〝月光花〟また、ABCの〝優しい嘘〟に通じるyasuが作る王道バラードの第一弾だと個人的には思う。
当時ジャンヌダルクの曲きっかけで見始めたドラマだったが、鶴田真由の娘を、金子賢が誘拐して殺すって内容のドラマで、今の時代では本当に起こってもおかしくない様な内容のドラマ。
willには「遺書」の意味がある。
タイアップの為、ドラマの娘を亡くした親の心境を書いた曲だと思うので、それを踏まえた上で、再度曲をじっくり聴くとまた違った印象を受ける曲。
個人的には
「枯れない悲しみはいつか、逃げない強さに変わるよ」
「余計なものがあるのなら、すべて今日に置いていこう」
「つまずく事を恐れては、大きな壁に気づけない、瓦礫に咲く花の様に、太陽だけを見あげよう。」
など、メロディーは、もちろん、ジャンヌダルクの中でも大好きな歌詞のひとつである。
Janne Da Arcの名バラード曲として有名な〝月光花〟よりも自分は断然will派。
CD音源ももちろんだが、ライブDVDの〝Fate or Fortune〟や〝LIVE INFINITY2002〟に収録されている
『kiyoのピアノソロから、yasuが加わり、だんだんメンバーが参加していき、最後はまたkiyoのピアノソロで終わる』ライブver.がとてつもなく好きである。
また、音源ではフェードアウトするが、ライブではyouが最後ギターを弾きまくるのも好きなポイント。
セールス的にはそこまでだったが、月光花並みに売れてもおかしくないと思う名曲。
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